Release Notes - Cloud Z DB v2.0.0

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主要テーマ

  • マルチクラスター管理
    • コンソールの左上からクラスターの一覧を確認でき、任意のクラスターを選択してそのクラスターに作成されたサービスやリソースを確認することができます。
  • Operator による DataStore リソース管理方式の適用
    • CustomResource の DataStoreRelease(DSR)、DataStoreInstance(DSI)、DataStoreBackup(DSB) を使用して、DataStore の状態を保存・管理します。
    • 管理の主体は k8s の Operator パターンを適用した DataStore Operator です。

機能

  • サービス作成
    • Mariadb、Postgresql、MongoDB、Redis、Kafka、RabbitMQ サービスを希望の構成で作成することができます。
    • Location、Storage、Network、Backup、Failover などの設定が可能で、設定した値はプレビューで確認できます。
  • サービスのライフサイクル管理
    • Service List から作成されたサービスの一覧や type、topology などの情報を確認できます。
    • Service List でサービス名をクリックすると Service Detail 画面に移動し、様々な管理操作を行うことができます。
      • 上部ボックスでサービスの概要情報を確認でき、「more」ボタンで1時間以内に発生したイベントを確認できます。
      • リソース管理
        • サービスを構成する各 Instance、Storage、Object Storage の情報を確認できます。
        • Instance のスケールアップ/ダウン、再起動が可能です。
        • Storage のスケールアップ、設定変更、バックアップストレージの追加が可能です。
          • 「設定変更」で IOPS や Throughput の変更が可能です。
          • Storage の変更(スケールアップ、IOPS/Throughput の変更)は6時間ごとに実施可能です。
        • Object Storage の使用量状況とファイル一覧を確認できます。
          • Object Storage には1日経過したバックアップファイル、バックアップログ、サービスメタデータ、サービスインスタンスログなどが保存されます。
      • 接続管理
        • サービスの接続情報を確認できます。
        • Admin アカウント情報を確認し、パスワードの変更が可能です。
          • 大文字・小文字・数字・特殊文字を含む9~30文字で構成する必要があります。使用可能な特殊文字:.:()!^-_+@&=/
        • エンドポイントの種類
          • Cluster(Cluster IP)は K8S クラスター内でのみ使用可能な接続情報です。
          • Private Network(Private Load Balancer)は CSP の L4 ネットワークサービスを利用し、K8S クラスター外からも接続可能な情報です。
          • Public Network(Public Load Balancer)は CSP のネットワークサービスを利用し、CSP 外からも使用可能な接続情報です。
        • Instance のネットワーク I/O と接続メトリクスを確認できます。
        • Auto Failover 対応サービスでは自動フェイルオーバーの設定変更が可能です。
          • Mariadb の場合、フェイルオーバー時にサービスの状態に応じて、即時にセカンダリが再構築されることがあります。
          • Postgresql の場合、フェイルオーバー時にはスタンバイの再構築が必要となるため、管理者に連絡してください。
      • トポロジー管理
        • サービスを提供する Instance の構成を確認できます。
          • Instance の IP や配置されている Node(ホスト)の IP、ゾーンを確認できます。
        • サービスのタイプに応じてレプリケーションの確認やフェイルオーバーの実行が可能です。
      • モニタリング
        • リソース使用量メトリクスを確認できます。
        • 現在のサービスステータスを確認できます。
          • サービスのタイプに応じて、ステータス確認に必要な情報を取得できます。
        • Advanced Monitoring でサービス運用に必要なダッシュボードを確認できます。
      • ログ/タグ管理
        • Instance のログを確認できます。
          • 一度に最大7日分のログを確認でき、エクスポートも可能です。
          • ログは最長1年間保存されます。
        • サービスにタグを設定できます。
          • tag を使用して Service List 上でサービスをフィルタリングできます。
          • 管理タグはシステムによって生成・削除され、ユーザーは生成・削除できません。
            • ha:HA 構成のサービスに付けられるタグです。
            • backup:バックアップをスケジューリングして使用するサービスに付けられるタグです。
            • public:Public Network を使用するサービスに付けられるタグです。
            • failover:自動フェイルオーバー機能を使用するサービスに付けられるタグです。
      • イベント管理
        • サービスに発生したすべてのイベントを確認できます。
        • 画面上で実行したすべての管理操作はイベントとして記録され、システムによってサービス状態に関するイベントも生成されます。
      • バックアップ管理
        • スケジュールバックアップの設定やオンデマンドバックアップの実行が可能で、実行されたバックアップ一覧を確認できます。
          • 実行されたバックアップの結果やログを確認できます。
      • 構成設定管理
        • サービスの構成を修正できます。
        • サービスを再起動することで、修正された構成が適用されます。
        • 一部サービスに障害を与える可能性のある構成は修正できません。
      • マネジメント
        • Mariadb サービスの場合、User、Schema の作成/削除/権限管理が可能です。
  • 管理者によるクラスター管理
    • ノード管理
      • クラスターのノード一覧を確認でき、各ノードの IP、ゾーン、リソース使用状況を確認できます。
      • DataStore Instance をノードに作成できるように、ノードの初期化や Provisioning Group の変更、Scheduling の無効化/有効化が可能です。
    • 構成テンプレート管理
      • サービス作成時に事前に作成した構成テンプレートを使用してサービスを作成することができ、構成テンプレートの作成・修正・管理が可能です。
      • 選択されたクラスターに対して権限がある構成のみが表示されます。
    • アラート管理
      • 作成されたサービスのアラートを追加・変更・削除できます。
        • Priority P1:Slack チャンネルにアラート通知、管理者にオンコール/メッセージ/メールを送信
        • Priority P2:Slack チャンネルにアラート通知
        • Priority P3・P4:管理者に Slack アラートを送信
    • Namespace 管理
      • 作成された Namespace の管理が可能です。
    • CSP リソース管理
      • CSP の Bucket や Network を確認できます。
        • Bucket の一覧や Bucket の Object の一覧を確認できます。
        • K8S クラスターで使用する Subnet と Subnet の IP リストを確認できます。

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